聞いたことある!スキルドビザとは?

Skilled visa

オーストラリアの永住権にはさまざまな種類があり、申請者の背景や目的によって選択肢が異なります。その中でもスキルドビザ(Skllied Visa)や、企業や雇用主がスポンサーとなる、雇用主指名スキームビザ(Employer Nomination Scheme Visa)と地域雇用移住スキームビザ(Regional Sponsored Migration Scheme Visa)は、高いスキルを持つ労働者に与えられる永住ビザです。

 

今回の記事では、最初に挙げたスキルドビザについて少しだけ触れたいと思います。永住権を目指している方は、ぜひチェックすることをお勧めします。

◉スキルドビザって何?

スキルドビザの申請に有利な職業というのがあり、それらは主に「スキルド・オキュペーション・リスト(SOL)」や「コンバインド・スキルド・オキュペーション・リスト(CSOL)」といったリストに掲載されている職業です。これらのリストに載っている職業は、オーストラリアで需要が高い職業とされており、永住権の申請において有利とされています。

◉2024年6月時点での代表的な職業リスト
①医療職
  • 医師
  • 看護師
  • 歯科医
  • 薬剤師
②エンジニア
  • 土木技師
  • 機械技師
  • 電気技師
  • ソフトウェアエンジニア
③IT関連職
  • システムアナリスト
  • プログラマー
  • ネットワークアドミニストレーター
④建設・建築職
  • 建築士
  • プロジェクトマネージャー
  • 建設マネージャー
⑤教育職
  • 小学校教員
  • 中学校教員
  • 高校教員
  • 特別支援教育教員
⑥貿易・職人技術職
  • 配管工
  • 電気技師
  • 大工

これらの職業は、特に地方都市や地域での労働力不足を補うために重要とされています。職業ごとに求められる資格や経験、スキルなどが異なります。また、その時の社会情勢や国の経済状況により、リストアップされる職業も変わるので申しっかりと確認することが大切です。

日本の資格は継続して使える?

日本で資格を取得してオーストラリアで継続して使えるのか、気になる方も多いと思います!例えば、正看護師の場合には、日本での正看護師資格取得していること、看護師として職歴があることが資格の継続条件に繋がります。

また、保育士の場合だと日本の職歴や学歴によってコースの単位が免除になることがあります。しかし、オーストラリアと日本では保育の必須科目が大きく変わるため免除にならない場合も多いです。もし、免除になる場合には、通っていた学校から卒業証明書を貰いましょう。

気になるIELTSのスコアとは?

永住権を取得するためには、オーストラリアの学校に通って資格を取得する方も多いと思います。では、オーストラリアの学校に通うためには、どれくらいのIELTSのスコアが必要なのでしょうか。

大学に入学するためには、6.0~6.5以上のスコアが必要になります。また、専門学校では5.0~5.5のスコアが必要になります。

学校に通うなら何年通う?

学校に通う方は、専門学校の場合だと2年間となっています。学校に通いながら、仕事をして永住権を目指す方も多いです。現在、学生ビザの方は、2週間で48時間の労働時間が認められています。

◉まとめ

スキルドビザ以外の雇用主指名スキームビザ(Employer Nomination Scheme Visa)と地域雇用移住スキームビザ(Regional Sponsored Migration Scheme Visa)というビザも永住権のあるビザで、これらはオーストラリアの雇用主がスポンサーとなり、特定のスキルを持つ海外の労働者を永住者として雇用する目的のためのビザです。どちらのビザもスポンサーとなる雇用主からの支援が必要です。

 

スキルドビザ(Skllied Visa)、雇用主指名スキームビザ(Employer Nomination Scheme Visa)や地域雇用移住スキームビザ(Regional Sponsored Migration Scheme Visa)のいずれも具体的な申請方法や要件が複雑なため、オーストラリア移民局の公式サイトや最新の情報を参照することをお勧めします。また、移民エージェントや専門家に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。

最後に

オーストラリアで永住権を目指している方も少なくないと思います。今回のビザの種類を参考にぜひ、自分の目標へ繋がりますように。

ジョブサーチでは、オーストラリアの仕事情報に関する記事を発信しています。他ページもチェックしてみてください。

※この記事は2024年6月時点の情報をもとにしています。

 

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